~第三回、各キャラにまつわる、裏ストーリー公開会~
from tale begins!!~ロックの神様は、間違えない~をご覧になって下さってる皆様、こんにちは。このブログだけなぜか覗いちゃったって方も、こんにちは。
見て下さり、ありがとうございます、勝哉です。
二度あることは三度ある。ってことで、続きました、第三回目です!
今回は、もちろん、バンド内最年少メンバーの設定公開です!!!!!
from tale begins!!~バンド内最年少ギターリスト~
『掛石一(かけいしはじめ)』キャラ設定公開&裏話
初期設定のメモはこんな感じです!
って、一人だけ設定長っ! イメージソングの欄が長いせいもあるのかもだけど!!
実をいうと、一ちゃんのようなキャラクターを書くのって、勝哉初めてだったんですよね。
ひねくれてる感じのトゲトゲしてるキャラは書いた事はあるのですが、そのどれもがネガティブな性格にやつらばかりで、彼のようにプライドが高い、自分の発言に自信がある、自分がやっている事に誇りを持っている、ようなキャラは初めて書いたんです。
その上、一ちゃんのなにが難しかったって、こいつ、最初主人公の事嫌ってるんですよ!!!!
勝哉は今の今までは、基本的に、メインとなる二人を中心に展開されていく系ストーリーしか書いた事がなく、それ故と言いますか、対峙するキャラが主人公の事を嫌う、という描写は今まで全然書いたことなかったんです!
しかもこのバンドものの展開上、『好き』とまでは言わせなくとも主人公の事を『仲間』として彼に認めさせる必要があった。そのきっかけのシーンと、実際に認めたのだとわかるシーンを考えるのが大変でした。だって、一ちゃん、絶対に素直に口に出して言うタイプじゃあない筈だし。
そんな一ちゃんの見本はこちら二人!
作品『死神うどんカフェ一号店』シリーズから。『花園深海(はなぞのふかみ)』
作品『ハイキュー』から。『白布賢二郎』
年下で、ちょっと幼さが残るけれど、美麗さがあってクールな態度が似合うキャラ――、というのが一ちゃんのイメージでした。クールというか、現実はどちらかと言えば高飛車じみた性格な気もしなくはないのですが……、まぁ、そういうイメージで見本にしたキャラ達でした。
画像1の花園深海は、実は一ちゃんの発想元キャラだったりもします。
彼自身の性格は酷く冷静沈着で、けど冷たいというよりは周囲を気遣う優しさや丁寧さを兼ね備えたもので、本編内でもよく騒ぐ事が多い、同期をたしなめる役をしています。
良い意味で、素敵なクールキャラでした(逆に白布くんは、クールに見えて根が熱いし、プライド高いし、案外口も悪いキャラでした)。なんでこの性格のまま、一ちゃんを書かなかったんだ、あ、ごめん、やめて、ギターケース持ち上げないで、君のそれ、設定上ハードケース(これこそ裏設定)なんだけど、やっめっ、ちょっ、
~~中略~~
さ、さて、お遊びはこのぐらいにして……汗
彼のイメージソングはこちら!
[Alexandros] 『Kill Me If You Can』
曲名の意味は『やれるもんならやってみろ』です。
現在は[Alexandros]名で通っている四人組バンドが、[champain]と別の名前で活動していた頃の一作です。
殺伐としたタイトル通り、曲調も殺伐とした空気のある低いギターメロで始まるロックソング。
その上で、虎視眈々と獲物を狙うよう鋭い視線をMV内で向けて来るボーカリストの視線もとても特徴的で、殺伐としつつも、頭の中では冷静に物事を練り、考え、『チャンス』がくるのを待ち続けている……、そんなクールさも感じられる一曲です。
一ちゃんの曲として選んだのはたまたまだったのですが、これを機にときちんと和訳を調べたところ(このバンドの曲自体はいくつも聴いていたのですが、なぜか和訳は調べないままで来ていました)、上記のような空気のある歌詞だと判明。
『苦痛を耐えろ』? 『最後の機会だ』? 『過酷な世の中に守り盾なしで挑め』?
言葉選びは殺伐としたものですが、感じるのは、なにかに挑戦していく熱い姿勢。
苦しみの中でも、己の信念を貫こうとする誰かの光景が目に浮かぶような歌詞に、これはもう、一ちゃんのイメージソングにするしかないと思いましたね。
誰よりもプライドがある、誇りがある――故に彼は、自分がやる事にはいつだって本気で臨む子です。たとえ周囲に否定される事があっても、自分が納得しない限りは立ち向かいます。けど多分、相手に否定されている事もぐちぐちと文句を言いながらもきちんと理解して、頭の中に一つの意見として入れておく子でもあると思います。そして最終的に、その否定意見ごと、叩き潰す方法を探すんだと思います。
自分達の音楽が貶された、あのシーンの時のように――。
ちなみに、一ちゃんのギターの弾き方の見本は三人います。
増えたな!? って思ってます。高島くんの時から、順々に一人ずつ見本が増えてるの、どうした……。
そのうちの一人が上記バンド、[Alexandros]のギターを担当する『白井眞輝(しらいまさき)』さんです。
黒のレスポールを持っているのが白井さんです。公式では『まーくん』とあだ名をつけられ呼ばれています。私も、まーくん、と心の中では呼んでいます。まーくん、めっちゃかっこいい。まーくん。
MVの最後におまけで「シャーッ!」と叫んでる謎のシーンも凄い面白いので、ぜひに注目して見て下さい。
二人目は、 UNISON SQUARE GARDENの『斎藤宏介(さいとうこうすけ)』さん。
彼の場合弾き方、というか、ギターへの姿勢を見本にさせて頂きました。
彼のギターへの弾き込みは本当に凄いんです。技術の高さもさながら、意識が凄い。だって、「ツインギターでやってる曲を一人で弾く練習をしていた事がある」って、凄い事言ってるんですよ。ツインギターを、え、一人、え、ツインって二人いるからツインなんだよね? え、どういうこと? とそれが書かれた取材記事を読んだ時、文字通り目が点になりましたよ。
こちらはユニゾンがあげた、最新のライブ動画です。
『Dizzy Trickster』と『桜のあと』の二曲が入ってる動画です。それと一緒に、冒頭でしばらくイントゥルメンタルと思われるソングが演奏されています(ユニゾンのライブは、曲の合間にドラムソロをいれたりなど、歌う以外の演奏も入る場合があるのです)。
このインストのギター捌きも最高にかっこいいので、ぜひに。
ステージを縦横無尽駆け回る、世界一見切れるベーシストこと田淵智也と、MV最後に流される日本唯一のドラム専門雑誌の表紙すらも飾った事もある技術力と攻撃的な打撃音の塊、ドラマー鈴木貴雄による圧巻的なソロもまた最高の見所なので、ぜひに最初から最後まであますことなく見て下さい!!!!(あれ? いつの間にかMVの紹介になってる……)
そして三人目。なんかもう、このバンドのメンバーいれるの恒例になってしまってます、PENGUIN RESEARCHの『神田ジョン』さん。
赤髪が特徴的な、ガツガツギュインギュイン、ギターを激しく鳴らす事にかけては勝哉の中では世界一! なギターリストさんです。勝手にジョン様って呼びながら、いつもキャーキャーしてます。
今回はそんなジョンさんのギターソロシーンで一番好きな楽曲のMVを載せておきます。
ソロの最高潮から大サビに移る瞬間が、本当一番最高。この高鳴り、盛り上がりの頂点を貫いた先で、まだお前はその突き刺すような激しい音を見せつけてくるのか! と本当興奮します。
この曲の頂点はどこだ! どこが盛り上がりの最到達点なんだ! あ、ちゃうね!この曲全部が最到達点なんだね!!!!! 再認識したよ!!!!!!!
PENGUIN RESEARCH 『近日公開第二章』
そんなわけで、以上、一ちゃんの裏話でした。
他にも絶対本編には出ないであろう設定の一つに、実は二重なのに、そこにアイプチ使って奥二重にして目をパッチリとさせている、とか、そういう裏話もあるのですが……、まぁ、それは本当しょーもない事なので。ここではひとまず、おいておかせて頂きます。
これにて、バンドメンバーの設定秘話は終わりです!
と、いうことは~~、次回は~~~~~、ついに我らが主人公のお話だぁ~~~~~!!!!!
多分次が、気分転換でやってきたこの裏設定公開シリーズの、一旦の最後となると思います。
一旦、一旦ね。
一部が完結したら、一部の裏話とかあげたいなぁって思ってるので、とりあえず一旦最後って感じ。
では、また次回。
あでゅーい!
勝哉